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ガス価格に関するお話

輸入価格について・・

LPガスには、家庭や飲食店でよく利用されるプロパンガスとタクシーの燃料やカセットコンロで原料で利用されるブタンガスがあります。これまで、プロパンガスの輸入価格(CIF)は、輸入の大部分をサウジアラビアやUAE等の中東諸国に頼っていたために高止まっていましたが、近年は北米からシェールガスに随伴して算出されるLPガスが大量に日本に輸入し始めたため、LNG(液化天然ガス)と同等の価格帯にまで下がっています。

​LPガスと都市ガスの輸入価格差

LPGとLNGの輸入価格の比較。近年ではどちらも5万円/t前後で推移しています。

【液化状態】

LPG→50MJ/kg

LNG→54MJ/kg

​ LNGの方が、輸送上若干有利です。

【気化状態】

・プロパンガス 99MJ/m3

​・都市ガス13A  46MJ/m3

 プロパンガスのカロリーは、都市ガスの約2倍です。

 ※都市ガス12A、13Aは、メタンをLPGで増熱してから供給しています。

LPGとLNGの発熱量(カロリー)比較

 都市ガスのカロリーは、プロパンの約半分、逆に言えば、プロパンはカロリーは都市ガスの約2倍です。

 そのため、1m3当たりの従量料金では、都市ガス120円/m3がプロパンガス258円/m3前後に相当します。

 つまり、プロパンガスは、1m3当たりのカロリーが2倍なので、料金単価も高くなります。

プロパンと都市ガスの家庭用料金の比較
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