ガスファンヒーターvsエアコン、暖房費はどっちが安い?
- 輝 山本
- 2017年10月17日
- 読了時間: 1分
昨日の投稿で、予告したとおり、今日はガスとエアコンの暖房費を比較します。
まずガスについて、おさらいです。
ガス消費量4kwのガスファンヒーターで木造住宅10畳を暖房する場合、
・都市ガス代は36円/h(46MJ/m3、1m3=120円)
・LPガス代は43円/h(99MJ/m3、1m3=300円)
でした。
一方、電気を使ってエアコン暖房を行った場合、暖房費はいくらになるでしょう。
木造住宅10畳で、暖房能力3.6kw、消費電力1,100wの
家庭用ルームエアコンを東京電力管内で、
従量電灯Bで使用した場合、
1kwh当たり26円なので
・電気代は、29円/hとなります。
これらの前提は、隙間だらけの古い木造住宅で、それぞれ1時間フルパワーで
運転し続けることを前提としています。
エアコンは、鉄筋でも木造でも、部屋が冷え切った場合はなかなか暖まりませんので、
フルパワー運転が長く続く傾向があります。
ところが、ガスファンヒーターは、室内を比較的早く暖めるため、設定温度になると
弱運転(ガス消費量約0.8kw)に切り替わります。
弱運転時のガス代は、都市ガスもLPガスも約8円/hとなり、エアコンより割安となります。
部屋の気密性、換気性能(ロスナイの有無)によっても、暖房費は変動します。
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