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もうすぐ高圧ガス関係の国家試験ですね

  • 執筆者の写真: 輝 山本
    輝 山本
  • 2017年11月4日
  • 読了時間: 2分

高圧ガスを製造したり、販売したり、車に乗せて大量に運ぶには、国家資格が必要です。11月12日(日)に、今年度の国家試験があります。LPガスに関しては、適正に販売し保安業務を行うことが義務付けられているため、高圧ガス第2種販売主任者の資格者を販売所に1名以上置かなければいけません。また、給湯器や風呂釜の設置工事は、一部の例外(※)を除き、液化石油ガス設備士しか取付及び取り外しの工事を行ってはならないことが法律で決まっています。

 オール電化業者が、LPガス販売事業者に無断で給湯器やビルトインコンロを取り外すトラブルが未だに発生していますが、これらは無資格工事となり、液石法違反となるほか、「家主さんの承諾を得た」と言っても、家主さんからLPガス屋さんへの連絡がなければ、威力業務妨害の疑いもあります。電化業者の皆さんは、くれぐれも注意しましょう。

 というわけで、LPガスは、売ること、点検すること、機器や配管を取り付けること、取り外すこと、それぞれに国家資格が必要です。

 そういう私も一昨年に高圧ガス製造保安責任者(丙種化学特別)、昨年同第二種販売主任者を取得しました。LPガス業界は、人手不足、人材不足、後継者不足ですので、転職をお考えの中高年の方も、持っていると役立つかも知れません。

※屋内設置で、排気筒のある給湯器、風呂釜は、特定消費機器設置工事監督者の資格(講習で資格取得可)で、設置工事や監督が出来ます。


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