失敗しないガス屋
- 輝 山本
- 2017年11月11日
- 読了時間: 1分
LPガス販売事業者(LPガス屋)は、お客さんの数に応じて販売所に保安のプロである業務主任者を置かなければなりません。業務主任者は、販売所のリーダーとして契約、工事、7つの保安業務等々において、中心的な役割を担います。業務主任者になるためには、高圧ガス第2種販売主任者(通称:2販)の国家資格が必要で、いくら上位資格である高圧ガス製造保安責任者の甲種や乙種を持っていても、業務主任者になることはできません。(製造保安責任者は、保安業務資格者として保安業務を行うことはできます。)
それ故に、受験者には2販の国家試験くらいは、軽く満点近い得点でクリアして欲しいものです。
そして、業務主任者になった後は、透明性と予見性を十分に確保した契約を結び、妥協なく所内の保安業務を推進し、高度化に邁進してほしいと思います。
ちなみに私は、昨年2販を受験し、余裕で合格しましたが、今年は乙種ガス主任技術者を受験し、ボーダーラインギリギリで12月の合格発表を待っています。恥ずかしい限りです。
大学受験とは違い、合格することが目的ではないのが、資格試験です。
全ての業務主任者やガス主任技術者は、お客さんから見て、失敗しないガス屋にならなければいけないと思います。
・・・
なーーんてね。
ドクターxを見た後での感想です。w
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